可愛い2人の恋愛初心者



「芽衣ちゃんたち怖がり?」

「うん!だからよろしく!」

しばらく待機したのち、私たちのクラスの番となった。


健くんの手に懐中電灯とルートが書かれた紙がある。

「はい。じゃあ、頑張ってー!」


先生に見送られ、体育館から校舎へ続く廊下をスタートする。


すでに暗くて、前を歩いてる結城くんの背中を見失わないようにする。
健くんと芽衣が明るい声で話してるおかげで校舎まではそこまで怖くなかった。


「うわ…、雰囲気あるね。」

「ねぇねぇ、2人にくっついて良い?後ろも怖いの。」

「良いよ。あ、真ん中くる?」

「それが良いかもっ!」


そう言うと、芽衣は私の手を取って2人の間に入った。
健くん、芽衣、私、結城くんの順で。

廊下を4人で横並びで進むには少し狭く、結城くんにぶつからないように芽衣の方に寄るけど、両サイドに人がいる安心感があった。



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