可愛い2人の恋愛初心者



すぐ側にある結城くんの気配に気を落ち着けて、怖くないと言い聞かせる。


「結構長いよね。」

「心臓がやばいよ。」

ゆっくり進んで行きながら芽衣と健くんの声が響く。


バンッ!
「キャッ!!」
「っ!!」

不意に隣の教室から破裂音がして飛び上がる。
バクバクと心臓が急に早まり、始まってしまったと手を胸で握りしめる。


「大丈夫。」

そんな小さな声が隣から聞こえて、見上げると結城くんが私の右手を取ってそのまま繋がれた。

「えっ…、」

「怖い〜!やだ〜!」

私の戸惑いは芽衣の声にかき消され、手を繋がれたまま進んで行く。




ウワー!
「キャー!」
「ッ!」

ドンドンッ!
「キャーッ!!」
「キャッ!」

ヴワーッ!
「ギャーッ!」
「ヒィッ!」



< 47 / 50 >

この作品をシェア

pagetop