可愛い2人の恋愛初心者
すぐ側にある結城くんの気配に気を落ち着けて、怖くないと言い聞かせる。
「結構長いよね。」
「心臓がやばいよ。」
ゆっくり進んで行きながら芽衣と健くんの声が響く。
バンッ!
「キャッ!!」
「っ!!」
不意に隣の教室から破裂音がして飛び上がる。
バクバクと心臓が急に早まり、始まってしまったと手を胸で握りしめる。
「大丈夫。」
そんな小さな声が隣から聞こえて、見上げると結城くんが私の右手を取ってそのまま繋がれた。
「えっ…、」
「怖い〜!やだ〜!」
私の戸惑いは芽衣の声にかき消され、手を繋がれたまま進んで行く。
ウワー!
「キャー!」
「ッ!」
ドンドンッ!
「キャーッ!!」
「キャッ!」
ヴワーッ!
「ギャーッ!」
「ヒィッ!」