愛されることに 慣れていなくて
私は年長児クラスを受け持っている。
年少さんで入ってきた頃は野生児だった子も、なかなか輪に入れずおとなしかった子も、すぐに人の物を欲しがり奪い取ってしまっていた子も、ほぼ全ての子供たちが学年が上がっていくにつれ、確実に成長していった。今では自分たちで問題を解決しまうことの方が多くなった。今回のケンカも私がどうにかする前にほぼ解決してしまったのだ。

子供たちなりに考え、子供たちで解決した事案を、時にはモンスターペアレントなる親御さんが蒸し返し、諍いを長引かせてしまったりすることもあるけれど、お子さんが保護者の見ていない間に何を考え、どんな行動を取っているのか、お友達の気持ちを考えられる思いやりのある子どもに確実に成長していることを丁寧に説明すれば大概は納得してくれる。

特に今の時期、発表会の配役のことで、納得いかない、気に入らないと、意見してくる親御さんが出現する。けれど、親御さんとしっかり向き合い、説明すれば、最後は発表会が楽しみだと言って帰っていかれる。

子供たちが楽しく毎日を過ごしてくれて、笑顔でこの園を卒業してくれる事が、私の生きがいであり、楽しみなのだ。
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