愛されることに 慣れていなくて
 「ねぇ、せんせ〜」

園児が私の肩を揺らす。

「はい、わかりました。スーパーレンジャーレッドね」

「やったー!」

素直にジャンプして喜ぶ子供たち。私はこの子たちが大好きだ。
私にとってこの子たちが恋人なのだ。



仕事を終え帰宅すると、同棲している7才年下の真太郎が、ソファーに寝転がったままいつものように訴えてくる。

「菜々子〜腹減った〜なんか作ってよ〜」

「たまには自分で作ったら?料理上手でしょ」

「え〜ムリ。菜々子の飯が食いたいんだよぉ」

「…」

「頼むよぉ〜」

そう、私は作ってしまう。甘えられると応えてしまう。もう本当にやめたい。でもやめられない…
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