愛されることに 慣れていなくて
「もう、8時になってしまいますね。これから買い物に行っていたら夕飯が遅くなってしまいますので、お鍋は次の日曜日でいいですか?」

「ああ」

「じゃあ、冷蔵庫にあるもので何か作りますので待っててください」

「菜々子、作るのはちょっと待ってくれ。寿司好きか?嫌いなネタはあるか?」

「はい、大好きです。嫌いなものはこれといってありません」

彼はスマホを手に取り電話をかけた。

「隼人です。2人、今から行きたいんだけど大丈夫かな?大将の寿司を食べさせたい人がいるんだ。➖➖➖うん、そうだよ。それは構わないよ、ありがとう。じゃあ今から行く。➖➖➖自宅だから40分かな。➖➖➖うん、いつもので大丈夫。➖➖➖わかった、じゃあ後で」
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