トゥインクル・ラバー!
「そうだよ綺星!なんのためにボクたちがいるわけ?」
「綺星には悪いけど、あたし神村葉月大っ嫌い。あたしたちが“きらめく”ことで、徹底的に応戦しましょう」
「そうだぜ!オレたちはいつも綺星に助けられてんだ、たまには頼れっての!」
わたしの声をきっかけに、みんなが微笑む。
闇に覆われた空気が、光を纏っていく瞬間だった。
「綺星。僕たちは、6人でひとつではないでしょうか。少なくとも僕はそう思っています」
「…南斗、みんな…」
綺星くん。明るくて優しくて、わたしにとってヒーローみたいなひと。
…でも、毎日ヒーローだったら、きっと疲れちゃうから。
「ありがとう」
ちょっとでもいいから、つらいことは分けてねって、そう思ったんだ。
わたしはそう、思ってたんだ…っ。