トゥインクル・ラバー!
――…サングラスが鈍く光る。
姿を現した学園長先生に、わたしも綺星くんも言葉を失った。
「なんで、学園長…?」
「ミセス園枝と約束をしていた。ミーを誘っておいて来ないとはいい度胸と思っていたら、本心が聞けたネ」
「っ!すみません学園長先生、わたし…!」
「いいってコト。ミスター神村の話をしたいと言った時点で予想はついていたヨ。
――…だからミーも彼らを呼んだネ」
そして、学園長先生の後ろからやって来た人物に息をのむ。
「……、父さん…っ、母さん…?」
皺ひとつないスーツと金色の時計、圧倒的な存在感。
綺星くんのお父さまと、後ろにはお母さまも立っていた。