トゥインクル・ラバー!
第6話★永遠のきらめき!

☆因果応報の果て





「綺星、お前には失望した。頭脳はまだマシとはいえ、葉月以下だったとは」



綺星くんのお家で会った時以上の凄み。

心の底から軽蔑しているその視線は、氷のよう。



「今まで何のためにお前に時間を割いてきたと思う?私のように社会的な安定と成功を得て生きていくためだ。恋愛にうつつを抜かすよう育てた覚えはない!!!」



響き渡る低音。叫びに似た声の迫力。

声を張り上げた綺星くんのお父さまは、肩で息をしていた。



綺星くんは下を向き、こぶしをぎゅっと握っている。


…いろんな感情と向き合って、闘っているのだろう。親の言う通りにして何もかも諦めてきた自分が、初めて本音を言った変化。



「……っ、」



――…だからわたしは、そっと彼の手に触れて微笑んだ。

わたしが言えることは何もないけれど。ひとりじゃないと伝えたい気持ちは、どうか届いてほしい。

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