愛のかたち
「こいつの料理の腕は確かだ。あと、そっちのほう(●●●●●●)もなかなかいい仕事するよ」

 翔がヘラヘラと笑いながら野上にそう言った時だった。
 ガガッと椅子の脚が床を擦る音をたてた直後、床を打ち付ける鈍い音と共に手元のグラスが倒れ、野上が勢いよく翔に詰め寄った。

 場の空気は一変した。
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