孤高の極悪総長さまは、彼女を愛しすぎている
や、やばい。
言い訳、まだ考えてなかった。
覚悟も決めてなかった。
「ごっ、ごめんね、今朝のことには深いわけがあってですね」
「謝れば済むと思ってんの? てか自分の何が悪いか分かってんの?」
「もちろんです! 今日ね、実は寝坊しちゃって……えーと、わたしの自己管理の甘さがまずは悪かったです。寝坊さえしなければ、ああいうこと、には、そもそもならなかったわけだし……」
「は、何ふざけたこと言ってんの」
あくまで冷静にキレられて、お先真っ暗。
雪くんを怒らせたら最後。理屈もなんにも通用しない。
「ご、ごめんなさいぃぃ、遅刻するよりマシかなって……! 余裕がなくて、まともな判断ができなくてつい、」
「ハー……、やっぱなんも分かってないな。おれからの連絡より、遅刻しないことのほうが大事? やっぱもっかいしつけ直すか」
「……? へ?」