だって、恋したいもん!
第百三十八話 軽音と民研
そして部活の時間も終わりが近づき後片付けを始めた。
茜「やっぱみんなでやるの楽しいよねぇ~」
美波「うんうん、吹部とはまた違うし楽しいよー」
理佐「美波の無茶ぶりでどうなるかと思ったけど……」
由依「ちゃんと練習すれば文化祭は大丈夫そうだね」
美波「文化祭かぁー、緊張するなぁー」
茜「大丈夫だって!みんな一緒だし」
由依「まだだいぶ先だけどね」
義雄「あ、そうそう…文化祭は民研と半々で持ち時間分けるから、また合同でミーティングすると思うからね」
由依「そう言えば夏休みは部活てどうなるの?」
義雄「あー、夏休み? 夏休みも練習の曜日割りは一緒だからオレたちは木曜日ね」
理佐「時間はどうなるの?」
義雄「一応、一日使ってもいいんだけど…」
橋本「まぁみんなのその時の都合でその都度決めればいいよ」
尾関「そうなんだ、わかった!あたしも木曜日はバイト入れないようにするね」
斉藤「もう三年もいないからそっちはそっちで練習日充ててもいいんじゃねぇか?」
理佐「え、別になるの……?」
茜「おぃっ!斉藤くん!」
斉藤「あ…… あ、まぁもうしばらく一緒でもいいか? ハハハハ……」
美波「まったく!ここは鈍感の集まりか!?」
斉藤「ハハハ……そんなに言うなよぉー」
由依「でもいつまでも面倒見てもらうのも悪いし…」
由依「それにそっちの練習時間も削ってもらってるし……」
義雄「まぁそうだなぁ…空いてる曜日をそっちの練習日に充てて教えに来るってのもありかもな」
美波「え、そんなのいいの?」
義雄「うん、他の部員に聞いてみるよ…まぁ多分大丈夫だと思うけど」
橋本「もう一個の二年生バンドが水曜で、一年が金曜だし…月火の今まで三年が使ってたとこは空いてるからな」
義雄「空けててもしゃーねぇしな、使えるもんは使ったらいいんじゃね?」
橋本「一年は文化祭間に合うか?」
義雄「どうかな~……間に合えば全部で4バンドになるから去年と一緒なんだけどなぁ~」
橋本「民研はユニットでもソロでもいくらでも出来るから時間欲しがるからなぁ~」
義雄「そうそう!あいつら遠慮ってもんを知らねーからな!」
秋元「まぁ部員も増えたから一度全員集まってミーティングするか?」
義雄「そうだな、そうすっか」
第百三十九話へつづく…