【続】酔いしれる情緒


「橋本さんが…好きです…」



きっと赤い私の顔。


その顔を見てフッと鼻で笑う橋本さん。



「そろそろ慣れてもらわないと困るな」

「なにがですか…?」

「そのうち由紀子も橋本になる。
なら、呼び方を変えてもらわないと」

「………、………えっ!?」

「なんだ、嫌か?」

「え、いやっ、その…」

「まあ拒否権は無いに等しいが」



不敵に笑う橋本さんに身体を押され、ソファーに倒れる私。



「っ……!」

「春が言うには、手に入れたいものは捕まえておかないといけないらしい。」

「は…しもと、さ……っ」

「だからちょっと手荒な真似をさせてもらうよ。」



その言葉と共に、橋本さんは私に甘いキスをする。


拒否なんて微塵もない。



「……これからもずっと大好きです。」

「…ああ、知ってるよ。」



私を救ってくれた貴方と人生を共に。




[完]





──────────────────


長きに渡りご愛読ありがとうございました!
沢山のいいねもありがとうございます…!
ほんとーーーに感謝でいっぱいです(´;ω;`)

次の作品も(まだ未定ではありますが…)皆様にハマっていただけるよう精進して参ります!!!

ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)またお会いしましょう〜!

桐沢奈玲
< 246 / 246 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:128

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

『request』短編集

総文字数/93,063

恋愛(純愛)225ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
長編作品『request』の続編。 『request』に登場した人達による 短編オムニバスストーリーになります* 新たなストーリーを また楽しんでいただけたら 幸いです(*^^*) ──────────── ⚠︎本作品は 長編作品『request』の 続編です。 ────────────
幼馴染と、キス。

総文字数/28,487

恋愛(純愛)107ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「千紗も俺も、周りの男も。もう大人なんだよ」 幼馴染なのに どこか普通じゃない関係。
酔いしれる情緒

総文字数/229,225

恋愛(その他)325ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
駅の近くにある大きくもなければ小さくもない そんな本屋さんに私はかれこれ7年は働いている。 高校生の頃からずっとここで働いていた私は 就職活動なんてせずに、 もーこの本屋でずっと働いていればいいやって思ってた。 もちろん、この本屋さんの店主も 「安藤さんがいてくれて本当に助かるよ~ 本のことならなんでも知ってるからね」 なんて、私を必要としてるから。 店主であるくせに本のことなんて全く知らないらしく、 本を発注する時は何故か私に確認をとってくるし、 どこか店主らしくないこともする。 そんな本屋さんだけど、 私にとっては居心地が良くて好きなんだ。 ………あいつが来るまでは。 安藤 凛(アンドウ リン) 今年で24歳。 「もしこの小説が映像化されるとして、 俺がその主役に選ばれたら結婚してほしいんだけど。」 「…………はぁ?」 ・ ・ ・ 「男慣れしてないみたいだから、顔赤いね?」 「アンタが近くにいるから アレルギーでも発症してるんじゃない?」 「あ、俺アレルギー? いいね~それ。俺色に染まってるってことじゃん」 ・ ・ ・ 「………知ってた? このままキスだって出来ちゃうんだよ」 「!!」 ……日常というものは ある日突然一変することがあるらしい。 恋愛経験0の本屋店員 × やけに強引な謎多き男 一つの小説から始まる同居系ラブストーリー。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop