⚠溺愛注意予報
何故か空けてもいない缶コーヒーのボトルをもっていた風は、それを奏に手渡した。

唖然としている奏と満面の笑みの風。


「あれ。
コーヒー買っていたの?」
「うん。そうだよ。あとね__」
「ん?」
「奈緒の唇が触れたモノは全部俺のだから」
「……」
「そういう事くらいしっかり意識して」
「へ、部屋帰る……」


そう言うのが精一杯で。

出来るだけ表情を崩す事無く自分の部屋に戻ったが、きっと、わたし、凄い顔をしていたと思う。


だって、今まで奏はお兄ちゃんで、風は弟だったから__
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