恋するgirl☆~永遠の愛~


私はパフェを頬張りながら、


「真子、なんか悩んでるの?」


気にしていたことを聞いた。すると、


「うん…そのことで瞳達に聞きたいことがあって…聞いてくれる?」


「聞くよ。ねっ!ちな?」


「ひふ、ひふ!」


「ちょっ、ちな、口んなかに入れ過ぎ」


真子が笑いながら話し始めた。


「あのね、私…最近おかしいの。」


「おかしいってなにが?」


「その、ある人と一緒にいたり、話したりするとね…その…なんか胸がキュンとしたり…苦しかったり…するの…。
なぜか、いつもその人のことを考えてたりしちゃうんだぁ…。」


真子が恥ずかしそうにそう説明した。


胸がキュンとしたり…

きゅーっと苦しくなったり…


真子…それって、


「それはね、真子ちゃん、

   “恋”よ♪」


私とちなが言う前に、タロウさんが言う。


「恋…ですか?」


真子は驚いてる。


「そうだよ!真子っ。それは真子がその人に“恋”してるってことだよ。」


「真子の初めての恋だぁー♪」


私とちなは真子に抱きついて喜んだ。


だって②、あの恋をしたことのなかった真子が、“恋”したんだもん。


嬉しいよぉ~~~~~~!!

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