恋するgirl☆~永遠の愛~


お店は、準備中になっていた。


私は、時間をつぶすため街を歩くことにした。


すると、


「ねぇ~彼女♪遊ばない?」


軽そうな男の人に声をかけられた。


「嫌です。遊びませんっ!」


断ってもしつこく誘ってくる…
すると男の人が私の手を掴んで連れて行こうとする。


「嫌ッ!離して下さい!」


「いてててッーー!」


私が叫んだと同時に、男の人の手は私から離れた。変わりに、その男の人の苦痛の叫び声。


「何してる…。嫌がってるだろ。
人の女に手だそうとしてんじゃねぇ。
分かったら、さっさと失せろ…。」


男の人は逃げるように、いなくなった。


え…

私は声がした方を見た。


「矢吹さん…」



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