恋するgirl☆~永遠の愛~
しばらくすると、担任が入ってきた。
「おーい、座れぇ~。」
私達のクラスは、配布物のプリントをもらって解散だった。
ちなと大チャンと一緒に教室を出ると、1組の方が騒がしい。
行ってみると、
「照美先生っ、彼氏とかいるんすか?」
「ふふっ…内緒。」
「じゃあ、好きなタイプとか?」
「そうねぇ…、将来性があって、ちょっと冷たい…大人の男性かな~。」
男子に群がられてる東寺先生。
嫌な感じがしない色っぽさ。
見本にしたいくらい…
「真子~、帰ろ~♪
タロウさんとこ寄って帰ろ♪」
「うん…」
あれ?真子、なんか元気なくない?
そして私は教室を出る時、東寺先生と目が合った。
―――…あれ?
気のせいかな…
東寺先生が微笑んだ気がした。
まっ、目が合ったんだしね…。
この時は、私は全く気にせずにいた。