恋するgirl☆~永遠の愛~


VIPルームに行くと…やっぱりな。


複数の男女が所々で絡まり合い、事を始めようとしていた。


その中心にあるソファーに瞳はいた。


顔が赤い。弱々しく覆い被さっているヤツに抵抗していた。


なのにヤツは瞳にキスをした。


その時、俺は絶対コイツを許さねーと思った。


俺は瞳を抱き上げた。
目はとろんとしてるが、俺がいることに驚いたのか、


「孝幸…どうして?…」


そうだよな。瞳から突然離れていった俺がいるなんて…わかんないよな。


久々にみた間近でみる瞳は、可愛くて華奢な体。…愛おしい。




瞳…こんな俺を嫌いになっちゃたか?




お願いだから嫌いにならないでくれ。
待ってろ…必ず瞳の元に返ってくるから。




< 275 / 377 >

この作品をシェア

pagetop