恋するgirl☆~永遠の愛~
(*孝幸side*)
今、俺の胸で安心しきった表情で眠っている俺の可愛い姫。
やっぱり、親父の仕業だった。
全くいつまで経っても、やることが子供すぎる。
普通、遊びたいからって内緒で誘拐するか?
大輝にまで手回ししやがって…
ったく。
にしても、幸せそうな顔して寝てんなぁ。フッ、笑ってるし。
瞳…今、どんな夢みてんだ?
瞳は今、幸せか?
「フフっ、孝幸ったら、本当に瞳チャンの事を愛してるのね…。」
「まあな。」
「孝幸…、お前は立派な息子…いや、人として立派になったな。今のお前は、ロンドンに居た頃よりもずっと、優しくたくましい表情をしてる…。」
「そうね。でも、それは瞳チャンがいるからね。きっと。孝幸、これからも瞳チャンの事、しっかり守って、愛して、幸せになりなさい?それは孝幸の使命よ。」
母さんらしいよ。こう言うところ。
躊躇わず、愛を語るとこ。
まぁ、似ちゃったけどな…俺。
そういう所。
「分かってるよ。…さて、俺らも帰るわ。また2人で会いにいくよ。」
「待ってるわ。」
そう告げて、瞳を優しく抱いたまま入り口の方へ向かった…
「孝幸様、わたくしが瞳様をお運びいたしましょうか?」
ドアを開け、そう言った高杉。
「いや、遠慮しとくよ。瞳は俺の腕ん中じゃないと寝ないから。」
俺がそう言うと、高杉は“失礼致しました”と微笑んだ。
瞳を誰にも触らせたくないからな。
そして部屋を出る時、親父が俺を呼び止める。
「孝幸…。」
「ん?」
「瞳チャンは…いい子だな。」
「フッ…当たり前だろ?
……………………俺の女だからな。」
そう言った俺の顔は、きっと、笑えるくらい自信満々だったろうな。
でも、本当にだから仕方ないだろ?
~*孝幸sideおわり*~