素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる
「アリスかわいい。上手にいけたね。さっき指を挿れたら、やっぱりまだまだ狭いから、今夜はゆっくり慣らそう」

 そう言ってゆっくりと濡れた場所に指を一本挿れた。その刺激にびくりと体が震えてしまう。彼の硬い指先が膣内の気持ち良い部分を探して彷徨う。アリスの表情でその反応を如何うような眼差しがじっと真剣に見つめているのになんとも言えない喜びを感じてしまう。

「あんっ……やだ、だめ。やめて。ゴトフリー」

 ある部分にその指先が触れただけでつよい刺激を感じてしまって、涙目になってしまう。

「うん。わかってるよ。ここが良いんだよね?」

 その部分を擦り付けるように指がうごめく。いつの間にか二本になっていた指はばらばらとした動きで甘美な悦びを誘った。頭がどんどん加速していく快感についていけない。目の前の彼のことしか、何も考えられなくなってしまう。ゴトフリーは何もかも心得ているようにそんな快感に酔うアリスの顔をじっと見ながら、指の抜き差しを激しくしていった。

「……ああっ……きもちいっ……も、私、いきそっ……いっちゃうっ……」
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