嫌だって言ってるのに
くるみの急変で心配したけど、今は少し回復したみたいで一安心。
中内『くるみちゃん、思ったより早く小児科戻れそうだね』
優希『あ、ほんとですか?それはよかった。ありがとうございます。』
中内『ただちょっとくるみちゃんの血管が疲れてるのもあるし、投薬が強めだからカテーテル入れようと思ってて、首がいいかな〜って今のところ』
優希『血管疲れちゃったか…くるみもうひと頑張りだね。』
優希「今日今んとこ急患来ないし俺も手伝うよ。」
優希『さっき連絡したんだけど、、光輝がそばにいたほうがスムーズに処置できるかなって思って。』
「あ、きたきた。」
光輝『 待たせたよね、ごめん。ここでやります?』
中内『ベッドごと移動しようかなって』
優希『くるみちゃんベッド動くからね~、光輝一緒やから怖くないかんね~?』
話しかけると反応はしてくれるけど、やっぱり体力は回復しきってないからかなんとなく反応が鈍い。
まあ、そのおかげですんなり処置受けられそう。
中内『はいじゃあくるみちゃんこっちにごろんしようか』
光輝『よいしょっ、くるみちゃんごろんするよ~』
くるみ「……んっ…んっやぁ…泣」
優希『ん~?大丈夫大丈夫、いつもとお部屋が違うだけだよ?』
中内『じゃあ早く終わらせようか、こっちの看護師で固定つけるから光輝はくるみちゃんから見えるところにいてあげてね』
看護師「準備始めますね、くるみちゃんごめんね、少し抑えさせてね~」
中内『頭もうちょっとそっち向けられる?くるみちゃんちょっと冷たいよ~』
くるみ「……あぁぁぁ…やあぁぁ……泣」
優希『うん、ごめんね頑張ろう~』
中内『麻酔します、ここだけ頑張ろうね~…』
くるみ「…んっ…んっ…ぃぃたたぁぁぃっ!泣」
光輝『くるみちゃんお利口さんに頑張れてるよ~』