君の甘い笑顔に落とされたい。
し、心臓がギュンギュンしてる。
ドキドキとかじゃない。それを超えてる。
久世くんが甘くて、保たない。
「……っかえろ!」
バッとその場で立ち上がって音楽室を出ようとする私を、久世くんはつまらなさそうな顔で見た。
「逃げた。」
「逃げてないよっ」
「逃げてんじゃん」
とか、そんな言い合いをしながら、廊下を並んで歩く。
途中、久世くんがノートを忘れたことに気づいて教室に寄ることになった。
「……あれ?久世くんカップルだ〜〜」
「2人でどこ行ってたの?やーらしー!」