君の甘い笑顔に落とされたい。

「じゃあ、2人きりの時なら何してもいいってことだな」
「っへ」


久世くんの綺麗な指がのびてくる。
私の制服のネクタイに指を引っ掛けて、クイッとそれを引っ張った。

中途半端にほどかれてしまったせいで、首元にひやりと冷たい空気があたる。

トン、と人差し指で鎖骨に触れた久世くんは。


「さわっていい?」


って、余裕な表情で笑うから。

その瞬間にぶわぁぁって全身に熱がまわって、もうきっと私の顔は真っ赤で。


「だ、だめっ」


って、そう言うことしかできない。

「だめ、ねぇ」って、久世くんは意地悪く笑う。
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