隣にいるのはツンデレ彩くん。
ドッドッドと鼓動が加速する。

なんか、私、胸が変な感じするっ……。


ま、まさか、アイツに何かされたっ……!?


いやいや、さすがにそんなことするようなヤツじゃ……。


「おっ、可愛い子いんじゃん」

「本当だ、こんなところでどーしたの?」

「えっ?」


無心と歩いていると、部屋からだいぶ離れたところに来てしまったらしく……。

初対面の人に、絡まれてしまった。


「ちょ、ちょっと気分転換を……」


ってか、本当この人たち誰!?

も、もしかして生徒……?面識全くないんだけど……。


「えー、なら俺の家来ない?」

「え?」


家、来ない?って言われた……?
< 27 / 45 >

この作品をシェア

pagetop