一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
家に入ると、南は明らかに緊張していた。
南は昔から口数が少なくなると、緊張してる。

まあ、隠そうとしてんのもバレバレだけど
可愛いから俺は気づかないフリをしていた。
流石に料理が始まると、少し緊張が解けたのか、意識せず味見を頼まれたので
俺はわざと顔を南に寄せて、味見した。

すると、南の顔は真っ赤になってでも
ポーカーフェイスを突き通すために、頑張っていた。それを見てつい笑ってしまった。

気づかれてないと思ってるんだ。
意外と鈍感でぬけていることは、昔から変わってないな。
もう少し警戒心持ってほしいけど…
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