一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
少し意地悪をしたい気分になった。
だから、
「なんか顔赤くない?味は大丈夫だよ。おいしい。」
少し気づくようなことを言ってみた。
すると

「そ、そう。良かった」

緊張しすぎ。カワイイけど。
顔を下に向けていたので覗き込んでみた。

「わっ!」
高校生のような反応をした。

「なんか隠し事してない?」
気づいてるけどね

「し、して、ないよ」

「本当?じゃあ、目つぶって」
南は素直に従った。
ほんとに今まで良く騙されずに生きてこれたな…
そんな心配も浮かんできたが、額が見えていたのでキスをした。

キスをしたときの南の動揺は、きっと忘れないだろう。
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