キミに伝えたかった二文字の言葉と99本の薔薇の花を。

 そう自分に言い聞かせる。


 その時ーーーーーーーー


「おーい!りりちゃーん?朝ごはんできたから早くおいでー!」


 景の声が聞こえた。


「・・・・・・は?」


 なんだ?幻聴か?ついに私はおかしくなってしまったのだろうか。


「はぁ~まだ寝てるの~?」

 
 しかし、その声はどんどん近くなっていく。


ガチャ


「あ、りりちゃんおはよ!なんだ起きてるじゃん!」


 ・・・・・・・部屋のドアがあいた。


 さらさらな黒髪に琥珀色の瞳。この顔はーーーー景だ。
 

 しかし、少し背も伸びていて髪いろもはちみつ色じゃなくて黒髪になっている。


「おはよ、景!ふふっ景に来てほしくて~」


 啞然としているなのになぜか、口が勝手に動いた。
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