私たちの笑顔
「ご…ごめんなさい!」


うちらに話しかけてきた子は、中学三年生の時に同じクラスだった、古川さん。

『ぶりっ子クイーン』とまであだ名がつけられた、女子からの嫌われ者。

アキに脅しをかけられた古川さんはどこかへ逃げていった。



「あの子相変わらずだなぁ…。由美、大丈夫?」

「うん…。男好きとか言われても仕方ないよ…。ごめんね、アキ…」

「由美は何も悪くないよ!」




中学の時…あの時の私は男好きだと言われても仕方ない。

誰にでも体を売ってたから…。


それなのに私をかばってくれたアキ…私のために…ごめんね…。
< 252 / 257 >

この作品をシェア

pagetop