【完結】離婚したいはずのお嬢様は、旦那様から愛の復縁を迫られる。
「夕飯出来てる?」
「あ、うん。今用意するね」
カナトと私の分の夕飯を用意して、二人で夕飯を食べ始める。
「いただきます」
「いただきまーす」
私の作ったミネストローネを食べながら、カナトは「ん、やっぱ姉ちゃんの料理は美味いな」と笑っている。
「そう?よかった」
「さすが姉ちゃんだな」
「ありがとう。 レイヤもね、いつもミネストローネ作ると美味しいって食べてくれるんだ」
私がそう話すと、カナトは「今アイツの話してないだろ」と私を見る。
「いいじゃない、私の夫なんだから」
「姉ちゃんのことほったらかしで飲みに行く男なんて、旦那失格だから」
カナトが厳しく言葉を告げるので、私は「そんなことないよ」と答えるが、カナトは「そんなことあるだろ。姉ちゃんのこと大切なら、姉ちゃんのこと優先にするはずだろ?」と聞いてくる。
「え……?」
「……悪い。旦那のこと悪く言わないって約束したんだったな」
「う、うん……そうだよ」
カナトに色々言われると、なぜだかすごく不安になる。 なんでだろう……?
「出て行けって言われたら困るから、この辺にしとく」
「そ、そうよ! 私は本気だからね!」
「分かったよ」