溺愛執事と極上生活
変化
はぁはぁはぁ……………

深夜の病院。
響く、走る足音━━━━━


バン!!!!
ドアを乱暴に開け、入る。

青白い顔で横たわる、母親がいた━━━━━




母一人、子一人。
キツキツの生活だったが、母と二人幸せな生活を過ごしていた。

その矢先、母親が病気で亡くなった。




「お母さん………起きてよ…
一人にしないでよ………」




ありがちな事だが、風葉の母親は駆け落ちして風葉を生み、早くに夫を亡くした。

母親は資産家の令嬢だったと聞かされてはいたが、嘘だと思っていた。







この日までは━━━━━━━━






「お母さん……」
これから私、どうなるんだろう━━━━━

現実を受け止められくて、待合室の椅子に座り項垂れている風葉。

そこに、コツコツ…と足音が近づいてくる。


風葉の前で止まり、風葉はゆっくり見上げた。

40代くらいの紳士が、微笑み立っていた。
国崎(くにさき) 風葉様ですね?」

「え…あ、はい…」
静かに返事をすると、男は風葉の足元に跪いた。

「私は、芥田神家の執事長・美間(みま)と申します。
………………お母様のこと……大変お悔やみ申し上げます。
しかしそれに伴い、風葉様をお迎えに参りました」

「は?」

芥田神?

どぉーかで聞いたことが………

「え!?
“あの”超お金持ちの資産家の!?」

「はい(笑)」

「え?でも、どうして……?」

「それは………」

「……???」



「風葉様が、芥田神家御当主のお孫様だからです」



え━━━━━━━━!!!!?



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