ぐーたらネコになってみたい!!☆私は貴方の腕の中で丸くなる☆
居候して2週間、居心地が良すぎてヤバイ!

今日は一緒に夕飯がたべられる、開業医でも高藤さんは時々大学病院へ手伝いに行っている。

病院の難しいことは分かんないけど、突然呼び出しとかたまにある。

それだけ頼りにされている、優秀な医者何だろうな。

先日病院へ忘れ物を届けたとき、受付の女性に白い目で見られ、たまたま診察室から高藤さんが出てきてくれたから良かったけど。

後ろからの視線が痛かった…!

イケメン、開業医、独身、そこに急に何処の誰だか分からない私が現れたら、面白くないよね。

皆あそこで勤務している女性は少なからず、高藤さんに振り向いてほしいと思っているはずた。

恋愛経験ゼロの私でも、いっとき韓国ドラマにハマっていた時があったから少しは分かる。

まぁ…あんなにハッキリした態度だったから余計に分かったのかも。

幸せを掴みたいと思っている女性達の邪魔は支度ない。どうぞ高藤さんと誰か幸せに。


私は…私は…

どうしたいのだろう。

高藤さんのいない夜はさみしく感じて、そんな時はいつもよりミルクをギュッと抱きしめる。
 

どうして、寂しいのか…一人なんて当たり前だったのに。


寂しいなんて感情あったんだ。


どうしたらいい、いつまでもここには居られない、でも…居たい。

最低だなわたし、きっとあの貧乏生活に戻りたくないだけだろう。



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