ぐーたらネコになってみたい!!☆私は貴方の腕の中で丸くなる☆
”で“ この人誰??目の前の巨人!チビの私からみたら皆巨人しか見えないのよ。

 スラットした体型に脚が長いそしてなんで女の私よりまつ毛がながい、それも二重だよくっきり二重!!信じらんない!はぁ…チョッピリテンション下がります。

 あれ…なんで…私?なに?なんでテンション下がるの??

 何かの間違いでしょう?

 でもいまここにバイトの鈴木さんがいたら大騒ぎだろうなぁ、至近距離のイケメン。

 ちょっとカッコイイかも、え!なんでなんでそう思う!私には永遠を誓った推し活いるでしょう!それはEXILE!

 ”うん、うん“

 『見ていて面白いな、さっきから百面相してる』

 私は、はっと我にかえる。なんか一瞬忘れていたような、は…は…へんな笑い。

 テーブルにふっと目線を落とせば
 ビーフシチューがドンドン冷めていくあぁ~~


 いったいなにをしに来たの??本当にこの人誰??


 気のせいかこの人から消毒のような匂い…


 あーもー!「で、何しに来たの?」と声を出そうとしたらお腹の虫が狭い部屋に響いた。


 いくら私でも穴があったら入りたいよ…それくらい恥ずかしく顔を上げることが出来無い。


 もう目から涙でそう…


 『美里、ごめんね、そうだよね仕事で疲れいるところ急に押しかけて、えっと今日の所は一旦帰るね』

 今日子ちゃんは急いて立ち上がりイケメンの腕をひっぱりさっと帰っていった。


 はぁ…よく分からん…。分かんないけど腹の虫は止まらない食べる。


 こんなときでもミルクは通常運転だよ、さすがだねあんたは。


 やっとお腹が満たされたころ今日子ちゃんから改めて謝罪のメールと後日食事に誘われた。


 結局謎のイケメンだったな。まぁ…私には関係ないし、なんて考えが甘かった。


 








 
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