やっぱり…キスだけでは終われない

「あ、あの…柾樹のことを嫌いになった訳ではないんですけど…。私…自信がなくなってしまって…」

「俺と結婚式あげるのにどんな自信が必要なんだ?」

「私なんかでいいのかな…って…」

「カナじゃなきゃ嫌だ。やっと見つけたカナだから…」

「でも…柾樹とだと隣に並ぶのにもっと相応しい人がいるだろうし…。私とじゃ経験値が違いすぎて、すぐに飽きられたりするんじゃないか…とか…」

「カナ…。これから会いに行く。あっ、でも…もう今日は遅いから、明日の朝、家に行く」

「え…。は、はい…」

「俺が他の女なんかに気持ちが揺らぐことはないから。誰になんと言われても、俺はカナと結婚する。明日、絶対に。だから今夜は余計なことは考えずにゆっくり休んで。おやすみ…」

「…お、おやすみ…なさい……」
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