魔王様に溺愛されています
 「神さまー!」

 「どうした?リーシア」

 「あ、あのね…学院に入りたいの!どうしたらいい?」

 「どこに行きたいんだ?」

 確か、物語では、ミネット学院だっけ…

 「ミネット学院…行きたい」

 「あぁ、あそこか…うーん?魔法の使い方から教えようか…勉学は、書庫にある本でしようか」

 「はい。よろしくお願いします」

 神さまとの特訓が始まった。魔法の使い方、精霊と魔物の関わり方…

 そして、8年が過ぎ、私は学院に入学可能な15歳になった。ここから魔王クエルに会うとこから始めないと…

 待ってろ。孤独の魔王、私があなたを救ってやる!
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