これって恋なの??
午前の授業が終わったと同時に教室を飛び出した。
向かった先は屋上。
亮よろこんでくれるかなぁ。
「よー。綾菜」
すでに亮は屋上に来ていた。
私は朝作って来たお弁当を亮に渡すと亮は物も言わずに完食した。
そして
「綾菜。マジで嬉しいんだけど!!ありがとなぁ。」
そう言いながら頭をワシャワシャ。
ふっと上を見上げると・・・・・・
なんだろう??一瞬ドッキとしたような?気のせいかなぁ〜??
この時私はまだ気づいてなかった。
屋上の入り口から密かにこちらを観ている人影に。
「ボゾフンなんでいつもいつもアンタなのよ」
誰にも聞こえないように消えていく言葉。