これって恋なの??



午前の授業が終わったと同時に教室を飛び出した。



向かった先は屋上。



亮よろこんでくれるかなぁ。



「よー。綾菜」



すでに亮は屋上に来ていた。



私は朝作って来たお弁当を亮に渡すと亮は物も言わずに完食した。



そして



「綾菜。マジで嬉しいんだけど!!ありがとなぁ。」



そう言いながら頭をワシャワシャ。



ふっと上を見上げると・・・・・・



なんだろう??一瞬ドッキとしたような?気のせいかなぁ〜??






この時私はまだ気づいてなかった。





屋上の入り口から密かにこちらを観ている人影に。








「ボゾフンなんでいつもいつもアンタなのよ」










誰にも聞こえないように消えていく言葉。
< 40 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop