これって恋なの??


「うあー。最悪。なんで朝から人の家の前で待ってるのかね。」

そう。予感は的中。待っていたのは亮だった。

「亮くん。良い人よね〜カッコいいし優しくて紳士的だし〜」

「えっ!?喋ったの??」

「えぇ。さっきね。それよりあんな素敵な人が綾菜に居たなんてね〜もう水臭いなぁ〜」

お母さん。色々勘違いをして居るよ。

亮はそりゃイケメンで優しい??けど紳士では無いと思うんだが

てか?お母さん??

「亮はただの先輩だからね??」

1番肝心なところ否定し忘れてた。

「あら。そうなの?お母さん亮くん気に入ったんだけどなぁ…」

そんなこと言われても知らんし。
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