小悪魔と仮面舞踏会

それをみた俺は

たまらず顔を両手で
覆い叫んでいた…。
『やべえー!!』

ってずっと…。

「それじゃあ、帰るわね…。このこと報告したかっただけだから!」

そう言って俺に

背を向ける松山

『松山!!』

俺はまた呼び止めた…。

「今日は何かしら?」

ゆっくり振り向いて聞く松山…。

『その計画…いつ…やんだ?』

恥ずかしいのと嬉しいのが

入り混じった気持ちで

目を逸らして聞いた…。

< 219 / 511 >

この作品をシェア

pagetop