小悪魔と仮面舞踏会

『コレ…もしかしてお前んちの車か!?』

目の前にある車に目を大きく見開く。

しかもその車のドアを開けてじっと立ってる白髪頭のおじさんがいる

執事ってやつか?

この車にはぴったりだ。

「うん。ま、いいから中に入ってよ?」

『おっおぉ?』

俺は恐縮して車の中に入った

執事っぽいおじさんが俺らが中に入ると車のドアを閉めてくれた。

『今の執事ってやつか?』

車の外に立ってるおじさんをチラッと見て言うと

「えぇ。有能なね。私の小さいときから仕えてる執事なの。」

『にしてもすげーな。この車』

辺りをキョロキョロしながら言った…。

高級ホテルの一室みたいだ。

真ん中にシャンデリアがあってその下にはテーブル

そして俺とみこ?とかいう女は

テーブルを挟んだソファみたいな

座席に向かい合わせで座っている。

キョロキョロと落ち着きのない俺とは違って

ゆったりとくつろぐように座りいつ煎れたのか

紅茶をすすっている。

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