桜のティアラ〜はじまりの六日間〜
右側は普通の壁だが、左側は柔らかいカーテンで仕切られていて、二人が通り過ぎるとふわりと揺れる。
アロマの心地よい香りが漂う中、やがて二人は広いスペースに出た。
ドウゾ、と美桜をオフホワイトの丸い絨毯の上に案内すると、リサはそのまま壁際まで行き、大きなカーテンを一気に開いた。
「うわっ、すごーい」
思わず声を上げずにはいられない。
そこには、色取り取りの綺麗なドレスがずらりと並んでいた。
(高級ブティック?いや、もはやプリンセスの衣裳部屋?)
そんなことを考える美桜のかたわら、リサは何やら真剣な面持ちでドレスを選んでいる。
「You can choose any dresses you like,but…(どれでも好きなドレスを選んでもらっていいんだけど…)」
呟くように言った後、リサは上品な淡いブルーのドレスを手に取った。
「コレハドウデスカ?」
アロマの心地よい香りが漂う中、やがて二人は広いスペースに出た。
ドウゾ、と美桜をオフホワイトの丸い絨毯の上に案内すると、リサはそのまま壁際まで行き、大きなカーテンを一気に開いた。
「うわっ、すごーい」
思わず声を上げずにはいられない。
そこには、色取り取りの綺麗なドレスがずらりと並んでいた。
(高級ブティック?いや、もはやプリンセスの衣裳部屋?)
そんなことを考える美桜のかたわら、リサは何やら真剣な面持ちでドレスを選んでいる。
「You can choose any dresses you like,but…(どれでも好きなドレスを選んでもらっていいんだけど…)」
呟くように言った後、リサは上品な淡いブルーのドレスを手に取った。
「コレハドウデスカ?」