誰か僕に気がついて
〈ほんとうの神様のこと〉
日本にはたくさんの神様があるね
やおよろずの神様・なんてね
神様は空の上じゃなく、神社の中でもなく
一人ひとりの中にいてくださるんだよ
どんな思いも正直に言っていいんだよ
つらいよ!苦しいよ!がまんできないよ!
なんだって聞いてくださるんだよ
だってみんなの体も心も造った
神様なんだから
ほんとうはね
みんなこの世に生まれる前に
神様のところにいたんだよ
神様の声を聞いていたんだよ
永遠に続く息といのちと魂を
授けてもらったんだ
その魂に、神様は名前をつけてくれたんだ
たいせつな名前、イエスさまだけじゃなく
みんなメシアっていう名前をいただいたんだ
クリスマスって、何の日が知ってるかい
イエスキリストの誕生をお祝いする日だね
神様はイエスを十字架にかけられて、全人類の罪をゆるしてくださったんだ
みんなお母さんのお腹から生まれて
この世界に生きるようになって
この世界にあるもの全部を
自分のものにしてしまって
どんどん神様のことを
忘れてしまったんだ
でも、つらいことや悲しいことがあると
不思議にも神様のことを思い出すけどね
たすけて!とお願いするよね
いろいろな顔があるように
いろいろな職業があるように
一人ひとりこの世界で
役目を担っているんだよ
いい役ばかりだといいなって
思うけど、
そうじゃない役も神様には
どうしても必要なんだ
そのつらさを苦しみを
いちばん深く知った人が
神様のところへ、その思いを
持って帰るために
神様はいつも待っててくださるよ
つらかったね、よく帰ってきたねと・
たいせつなことは、
神様から与えられたものを
自分のものにしないこと
良いことも悪いと思えることも・
たとえこの世のいのちは
途絶えても、いのちは永遠にある
そのことを信じて
神様の子どもになるために
今日を生きるんだ
毎日、何回でも、思ったことを
神様に聞いてもらう
それはとても大切なことなんだよ