【甘やかしてあげたい、傷ついたきみを。】番外編その2「バー・アズリッシモにて」
「亮介さん以外の人に目をくれるなんて……ありえないから」
「奈月」
彼はじっとわたしを見つめ、わたしの手をそっと握った。
それから耳元に唇を寄せて、蕩けるように甘い声で「世界中の誰よりも愛してる」と囁いた。
普通の人が言ったら、歯の浮くセリフだけれど、言葉に込められている真心がわかるので、わたしも素直に受け取れる。
そして、自分も彼の気持ちに応えたくなった。
「わたしもです。亮介さんが……大好き」
でも口に出すと、やっぱり恥ずかしい。
照れて下を向いていたら、カウンターに戻った栗原さんに「何、ふたりの世界に浸ってるんだよ」とツッコミを入れられた。
「奈月」
彼はじっとわたしを見つめ、わたしの手をそっと握った。
それから耳元に唇を寄せて、蕩けるように甘い声で「世界中の誰よりも愛してる」と囁いた。
普通の人が言ったら、歯の浮くセリフだけれど、言葉に込められている真心がわかるので、わたしも素直に受け取れる。
そして、自分も彼の気持ちに応えたくなった。
「わたしもです。亮介さんが……大好き」
でも口に出すと、やっぱり恥ずかしい。
照れて下を向いていたら、カウンターに戻った栗原さんに「何、ふたりの世界に浸ってるんだよ」とツッコミを入れられた。