月下の聖女〜婚約破棄された元聖女、冒険者になって悠々自適に過ごす予定が、追いかけてきた同級生に何故か溺愛されています。
アウルムはティナの膝の上に登るとコロッと丸くなる。まるで”撫でて”と言わんばかりのアウルムの行動に、ティナはくすっと笑いが漏れる。
「ふふ、アウルムは可愛いなぁ……。よしよーし」
ティナはアウルムを撫でる時、いつも手に<神聖力>を纏っていた。可愛がると同時に瘴気の浄化もしているのだ。
そんなティナを見回りから帰ってきたトールがじっと見つめている。
「トールどうしたの?」
「……ん? ああ、何だかティナの表情が明るくなったなって」
「え? そうかな? そんなに違う?」
「うん。ギルドで会った時も違ったけど、更に明るくなって可愛くなった」
「……っ?! か、可愛……っ!!」
「ティナをずっと見ていたからわかるよ。学院にいる時と比べたら全然違う」
「?! 〜〜っ!?」
トールは時々こうして爆弾を落とす。しかも段々物言いもストレートになってきた……と思う。
ティナは体中真っ赤になっているのを自覚し、恥ずかしくて仕方がない。それでも何か返事しなければ、と一生懸命言葉を探す。
「……あ、有難う……っ、多分、イロナさんに占って貰って心がすごくスッキリしたから……そのおかげかも……」
「そうか、イロナさんの占いは凄いんだな。出来れば俺がティナの憂いを晴らしてあげたかったのに」
「!?」
さすがのティナも、もう駄目だった。トールの言葉に、最早どう返していいのかわからない。
「ふふ、アウルムは可愛いなぁ……。よしよーし」
ティナはアウルムを撫でる時、いつも手に<神聖力>を纏っていた。可愛がると同時に瘴気の浄化もしているのだ。
そんなティナを見回りから帰ってきたトールがじっと見つめている。
「トールどうしたの?」
「……ん? ああ、何だかティナの表情が明るくなったなって」
「え? そうかな? そんなに違う?」
「うん。ギルドで会った時も違ったけど、更に明るくなって可愛くなった」
「……っ?! か、可愛……っ!!」
「ティナをずっと見ていたからわかるよ。学院にいる時と比べたら全然違う」
「?! 〜〜っ!?」
トールは時々こうして爆弾を落とす。しかも段々物言いもストレートになってきた……と思う。
ティナは体中真っ赤になっているのを自覚し、恥ずかしくて仕方がない。それでも何か返事しなければ、と一生懸命言葉を探す。
「……あ、有難う……っ、多分、イロナさんに占って貰って心がすごくスッキリしたから……そのおかげかも……」
「そうか、イロナさんの占いは凄いんだな。出来れば俺がティナの憂いを晴らしてあげたかったのに」
「!?」
さすがのティナも、もう駄目だった。トールの言葉に、最早どう返していいのかわからない。