ド底辺の「たらいまわし王女」の私が「獅子帝」と呼ばれるおっさん皇帝に嫁いだら、超溺愛が始まりましたが……。あの、これって何かの間違いではありませんか?
「お義母様、自信を持って下さい。男性なんて、あなたの笑顔でイチコロです」
「彼は、あなたのその笑顔に参ってしまっています。あなたから声をかけて、一生尻に敷いてやるのです」
リタとゾフィにささやかれ、それでわたしの迷いや怖れが完全に払拭された。
「クラウス様?」
恋い焦がれ続けたその背中に呼びかけた。
だけど、その声は小さかったかもしれない。
きこえたかと心配になったけれど、その背中がピクリと動いた。
「彼は、あなたのその笑顔に参ってしまっています。あなたから声をかけて、一生尻に敷いてやるのです」
リタとゾフィにささやかれ、それでわたしの迷いや怖れが完全に払拭された。
「クラウス様?」
恋い焦がれ続けたその背中に呼びかけた。
だけど、その声は小さかったかもしれない。
きこえたかと心配になったけれど、その背中がピクリと動いた。