巫女見習いの私、悪魔に溺愛されたら何故か聖女になってしまいました。
「そうですか? 僕は出来るだけ早く発表したいですけれどね。そうすれば貴女に横恋慕する人間も減るでしょうし」
「いやいや、横恋慕って……! そんなんじゃなくて、皆んなお爺ちゃん目当てだと思うよ。お爺ちゃん人気者だし」
「…………はあ。サラのその奥ゆかしいところはとても好ましいのですが、もっと自分に自信を持って下さい。シス殿の寵愛を受けている事と関係なく、貴女は大変魅力的なんですから」
溜息をついた後、エルが私に諭すように言った。
(み、魅力的……? そうなのかな? うーん、自分のことはよくわかんないなぁ……)
「有難う……エルがそう言ってくれるなら、もうちょっと自信持ってみるよ」
「そうしていただけると嬉しいです。貴女に言い寄って来る男達にはくれぐれも注意して下さいね。ホイホイ付いて行ったら駄目ですよ」
「行く訳無いでしょー! もー! エルまでそんな事言うー!!」
さっき子供達に言われたところなのに、エルにまで言われるなんて!
「はははっ、すみません。サラがとても可愛いので誰かに取られないかと、いつも心配になるんです」
「か、かわ……っ!」