LIBERTEーー君に
「つい数ヶ月前まで、あんなに気落ちして憔悴していたのに」
「解らなくはないよ。でも闇雲ではないのは確かだ。エリザベートで詩月が課題曲申請した中に、ブラームスもチャイコフスキーもバッハも含まれている」
「そうなの?」
「詩月は計算づくで行動しているようだ。伴奏の件は詩月自身で既に、エィリッヒにも協力を頼んでいるようだ」
「心配なのは、ウィルスの方もだわ。感染しないか毎日、冷や冷やしているの」
「だからと言って、家に閉じこめて外出するなとは言えないだろ」
「それはそうだけれど、詩月が感染したらと思うと恐いの。心臓病や肺の病気、呼吸器や循環器の病気を持っている人たちが感染して、たくさん亡くなっているのは、知っているでしょう。彼、心臓病なのよ」
「マルグリット、詩月はじゅうぶん用心している」
「ペースメーカーを入れているし、体力も」
マルグリットは半泣きになっていた。
「解らなくはないよ。でも闇雲ではないのは確かだ。エリザベートで詩月が課題曲申請した中に、ブラームスもチャイコフスキーもバッハも含まれている」
「そうなの?」
「詩月は計算づくで行動しているようだ。伴奏の件は詩月自身で既に、エィリッヒにも協力を頼んでいるようだ」
「心配なのは、ウィルスの方もだわ。感染しないか毎日、冷や冷やしているの」
「だからと言って、家に閉じこめて外出するなとは言えないだろ」
「それはそうだけれど、詩月が感染したらと思うと恐いの。心臓病や肺の病気、呼吸器や循環器の病気を持っている人たちが感染して、たくさん亡くなっているのは、知っているでしょう。彼、心臓病なのよ」
「マルグリット、詩月はじゅうぶん用心している」
「ペースメーカーを入れているし、体力も」
マルグリットは半泣きになっていた。