(仮)愛する者
咄嗟に呼び止めていた。
「はい。」
2人が振り返る。
「また、あえるかな?」
気づけば聞いていた。
また会いたいと思った。
でも、なんとなくしばらく会えないような気もした。
「月野原さんがいろいろなことに気づけたら、会えるかもしれません。」
そう言いながら花姫ちゃんは少し寂しそうに微笑んだ。
先ほどまでの幼くて、素直な雰囲気とはちがって、大人びていて見えた。
2人はもう1度お辞儀すると、そのまま空に舞い上がった。
そこにはもう、光しかなかった。
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