心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子
長すぎる沈黙。

気まずいっ!

なに?

ぶすがイキがるなって思われた?

いや、それは卑屈すぎよ、鈴。

私の顔は、中の下位でしょ!?

「それは反則・・」

間宮くんが小さな声で呟いた。

よく見ると、耳がほんの少し赤くなっている。

可愛いなっ!

私の赤面顔より100倍は可愛いよ!?

「ちょ、こっち見ないで」

いや、それは無理だよ。

さっき私の赤面顔ガン見したじゃん。
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