心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子
「あ、ありがとう」

私はなんとか笑顔で言った。

「いいえ。鈴ちゃん、これからよろしくね」

「早速、今日の放課後から始める?」

「そうしy・・・」

ちょっと待って!

今のこの状況バレたら、私いじめられない!?

隠すのよ、鈴。

この世にはその方が幸せなこともある。

「そうだね。でも、絵を描いてるの他の人にバレると嫌だから、このことは秘密にして欲しいな」

よし、よくうまいこと言い訳した!

間宮くんは少し悩んだ後、頷いた。
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