麗しの薔薇



「えぇと……」


こういう時、普通の女の子はどう対応するのでしょうか。


私だったら──あ、例えばそこの瞳を燃やしてる男子は、一昨日から家に帰らず女の子の家を転々としてるとか。


そういった事で口を塞がせる方法しか分からない。


どうしたものか。と思いつつ、流石に収まりをみせないので一声あげようとした、その時。


「……るせぇ。」


───え?


「お前らうるせぇ。学校だぞ、静かにしてろ。」


凛とした声が耳に響いた。


「すっすみません!!」


すると、あれだけ騒いでいたのが嘘のように大人しくなるみんな。


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