麗しの薔薇
「…なるほど、ね。」
柊木くんと総長、東雲くんは思う所があるようだけど…ひとまずは様子見の姿勢をとるだろう。
と思っていたら。
「じゃあ花菱さん、風雅に入らない?」
まさかの提案が柊木くんの口から飛び出した。
「あー改めてなんだけど、僕たちは蘭を総長に"風雅"っていう暴走族として活動してるんだ。」
さっきよりも少し意気揚々とした瞳でその名を口にする柊木くん。余程風雅のことを大切にしているんだろう。
「僕と真、響が幹部なんだよ!意外と強いんだよ僕〜凄いでしょ!」
そのやんちゃな笑顔からは戦ってる姿が想像できないけどな。とは思うけど彼らの実力が確かなことは、私の集めた情報が示していた。