イケメン先輩、拾っちゃいました
「…結羽ー、何作ってるのー」
頭で出来事を整理していたら、
後ろから柊先輩の声が。
後ろをむくと、机に顔を伏せてグタァーとしている。
「ハンバーグです。」
自分から聞いたくせに…無視。
…寝た?
…まぁ、いいや。
早く作っちゃおう!
数分して、できた!!
今日は上手に出来た!!
でも、先輩どれくらい食べるかわかんないから結構、時間経っちゃったなーと、思いながら机にハンバーグと野菜とご飯を運ぶと…やっぱり寝てたんだ。
「…柊先輩。出来ましたよ。」
と言うと、さっきのベンチで寝てた時とは違って、すぐに柊先輩は起きた。